kirakira na toki

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2006年 12月 19日 |
エレベーターのドアが開く。

男の人が、数人乗り込んできた…
聞きなれた異国語に、頬がゆるむのを感じた…
本当に来たんだわ、感慨深く思えた瞬間…
私は自分の耳を疑った。

その声は、あまりにも彼の声に似ていた…
思わず顔を上げてしまうほど、その声の中に悠基が居る気がする。
「悠基…」
私の声帯が1年ぶりに、音を出した。
ねぇ、もっと聞かせて…そう思って、声の主の腕を掴んだ。
悠基の声なのに、どうして呼んでくれないの?
振り返った顔には驚きの表情が浮かんでいる…そう思った瞬間、視界は闇に包まれてしまった。
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私は1年前に、自分の半身を失った。
何もいらなかったのに、ただただ幸せで、2人でいられれば…
それだけで、世界中で一番幸せだと思えた。

そう、あの日までは・・・

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# by pink_pink_opal | 2006-12-19 00:41 | Crescent |