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2007年 12月 20日
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もう一度・・・初めからゆっくり・・・
ビョンホンは、離れていた1年の時・・・
思い続けたハルカへの愛を注ぎ込むように
深く深く、彼女を愛した。
ハルカが意識を手放している時も、その体を離すことが無いほどに・・・
「・・・んっ」
心地良い気だるさに覆われていたハルカの体に、再び甘い疼きが襲ってきた。
「・・・夢?」
そう呟いた自分の声に驚き目を開けると、その疼きは一気に全身に広がる。
「あっ・・・」
「ハルカ・・・ダメだよ、ひとりだけなんて・・・」
そう聞こえたけれど、意味を深く考えることも返事をする事も出来ない。
それほど、目覚めたばかりのハルカの体は熱く
ビョンホンを求めて、止め処もなく溢れていた。
「覚えてるよ・・・何も変わってない。ここも、ここだって・・・」
「!」
的確にハルカを熱くする場所に、唇を這わせるビョンホンに、高められた体は抗う気力も起こす事が出来なかった。
ただ、その愛撫に体を震わせ、吐息を漏らすだけ・・・
微かに残った羞恥心で、声を出すのをこらえる事で精一杯だった。
「ハルカ・・・」
「・・・・・・」
「どうして、我慢してるの?」
「?」
「もっと見せて・・・ハルカを、全部見たい。離れていた時の分も、逢いたくてたまらなかった時の分も・・・」
「・・・・・・」
「だから・・・我慢しないで・・・」
「!」
その言葉が先だったのか・・・
彼が自分を貫いたのが先だったのか、分からない。
一瞬のうちに、その感覚は全身へと広がり、何もかもを覆ってしまった。
そして、弾け飛ぶ・・・
ハルカは、もう止められない思いを感じていた。
何もかも見せる?・・・
愛する人に自分を感じて欲しい。
彼から与えられる、苦しさにも似た、この疼きを・・・
抵抗せずに、受け入れたら・・・
自分は、どうなってしまうんだろう・・・
怖かった・・・
自分が変わってしまうことが・・・
だけど、それ以上に彼とひとつになりたいと、心が求めていた。
噛み締めた唇を、そっと開く。
もう、ハルカを止めるものは無い・・・
微かに漏れ出ていた吐息・・・そして与えられる熱さを、そのまま声にして開放した。
突き上げられ、揺らされながら、溢れる思いを感じていた。
自分を見つめる瞳は、熱く激しく・・・
その裏にある優しさもすべてが、「愛している」と告げている。
「ありがとう・・・」
「何?」
「私を忘れないでくれて・・・」
「うん・・・」
「・・・・・・」
「ハルカ・・・愛してる」
「!!」
腕の中で眠るハルカは、微かに微笑んでいるように見える。
その表情を見ているだけで、こんなにも満たされた気持ちになれる自分を、不思議に思う。
不意に眠りから覚めたハルカが、呟いた。
「・・・ん?オッパ寝ないの?」
「いや・・・」
「お水、持ってこようか?」
「大丈夫だから・・・おやすみ」
「うん・・・」
起こしかけた体を、再び横たえて・・・自分に寄り添って眠るハルカの頬に口づけた。
「おやすみ・・・」
彼女の匂いに包まれて、ハルカを起こさないようにビョンホンは、そっと隣に体を横たえる。
規則正しい寝息と、ぬくもり・・・
固く渇き切っていた心に、あたたかなものが流れ込み、満たされていく。
もう・・・二度と離さない・・・
心は、ずっと一緒にいるよ・・・
耳元で囁くと、ハルカが微かに笑った気がした。
「おやすみ・・・」
ビョンホンは、もう一度ハルカの頬に唇を落とし・・・
抱きしめたまま眠りについた。
コメントは、コチラへ・・・
ビョンホンは、離れていた1年の時・・・
思い続けたハルカへの愛を注ぎ込むように
深く深く、彼女を愛した。
ハルカが意識を手放している時も、その体を離すことが無いほどに・・・
「・・・んっ」
心地良い気だるさに覆われていたハルカの体に、再び甘い疼きが襲ってきた。
「・・・夢?」
そう呟いた自分の声に驚き目を開けると、その疼きは一気に全身に広がる。
「あっ・・・」
「ハルカ・・・ダメだよ、ひとりだけなんて・・・」
そう聞こえたけれど、意味を深く考えることも返事をする事も出来ない。
それほど、目覚めたばかりのハルカの体は熱く
ビョンホンを求めて、止め処もなく溢れていた。
「覚えてるよ・・・何も変わってない。ここも、ここだって・・・」
「!」
的確にハルカを熱くする場所に、唇を這わせるビョンホンに、高められた体は抗う気力も起こす事が出来なかった。
ただ、その愛撫に体を震わせ、吐息を漏らすだけ・・・
微かに残った羞恥心で、声を出すのをこらえる事で精一杯だった。
「ハルカ・・・」
「・・・・・・」
「どうして、我慢してるの?」
「?」
「もっと見せて・・・ハルカを、全部見たい。離れていた時の分も、逢いたくてたまらなかった時の分も・・・」
「・・・・・・」
「だから・・・我慢しないで・・・」
「!」
その言葉が先だったのか・・・
彼が自分を貫いたのが先だったのか、分からない。
一瞬のうちに、その感覚は全身へと広がり、何もかもを覆ってしまった。
そして、弾け飛ぶ・・・
ハルカは、もう止められない思いを感じていた。
何もかも見せる?・・・
愛する人に自分を感じて欲しい。
彼から与えられる、苦しさにも似た、この疼きを・・・
抵抗せずに、受け入れたら・・・
自分は、どうなってしまうんだろう・・・
怖かった・・・
自分が変わってしまうことが・・・
だけど、それ以上に彼とひとつになりたいと、心が求めていた。
噛み締めた唇を、そっと開く。
もう、ハルカを止めるものは無い・・・
微かに漏れ出ていた吐息・・・そして与えられる熱さを、そのまま声にして開放した。
突き上げられ、揺らされながら、溢れる思いを感じていた。
自分を見つめる瞳は、熱く激しく・・・
その裏にある優しさもすべてが、「愛している」と告げている。
「ありがとう・・・」
「何?」
「私を忘れないでくれて・・・」
「うん・・・」
「・・・・・・」
「ハルカ・・・愛してる」
「!!」
腕の中で眠るハルカは、微かに微笑んでいるように見える。
その表情を見ているだけで、こんなにも満たされた気持ちになれる自分を、不思議に思う。
不意に眠りから覚めたハルカが、呟いた。
「・・・ん?オッパ寝ないの?」
「いや・・・」
「お水、持ってこようか?」
「大丈夫だから・・・おやすみ」
「うん・・・」
起こしかけた体を、再び横たえて・・・自分に寄り添って眠るハルカの頬に口づけた。
「おやすみ・・・」
彼女の匂いに包まれて、ハルカを起こさないようにビョンホンは、そっと隣に体を横たえる。
規則正しい寝息と、ぬくもり・・・
固く渇き切っていた心に、あたたかなものが流れ込み、満たされていく。
もう・・・二度と離さない・・・
心は、ずっと一緒にいるよ・・・
耳元で囁くと、ハルカが微かに笑った気がした。
「おやすみ・・・」
ビョンホンは、もう一度ハルカの頬に唇を落とし・・・
抱きしめたまま眠りについた。
コメントは、コチラへ・・・
by pink_pink_opal
| 2007-12-20 00:00
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